2016/04/23

講師自己紹介

ブログ3回目の更新にして、遅ればせながら講師の自己紹介をさせていただきます。

私は飯美樹(いい みき)と申します。
珍しい名前ですが、両親は日本人で、私も日本人です。生まれも日本です。
福島県の三春という町に、飯さんという方が何人かいらっしゃるようですが、お会いした事はありません。
電話のオペレーターの仕事をしていたときに一回だけ飯さんという方からのお電話をうけたことがあります。

私は大学を卒業してから専門学校でCGを勉強し、玩具会社のデザインスタジオで勤務し、その後大学時代の仲間とフリーランスでアニメーション映像の制作の仕事をしていました。
その後、ものづくりの仕事におけるデッサンの必要性を痛感し、美術学校で基礎からデッサンを勉強しました。
そして現在は、デジタルではなくアナログで絵を描くことのほうに魅力を感じ、絵画制作を続けています。
新制作協会という絵画団体に作品を出品したり、画廊さん主催のグループ展に出品したり、1年半に一回くらいのペースで個展をしたりといった活動をしています。

私は29歳で初めて絵を基礎から勉強しました。美大は出ていません。
小さい頃から絵と慣れ親しみ、美大を出た作家の方々と比べたら確かに気後れしてしまうことも多いですが、大人になってから絵を学んだ者の強みは、理論的に体系立って絵を描くという事を学び、理解できているというところだと思っています。
(私が絵の基礎を体系的に習った先生方は芸大・美大を出られています。小さい頃から絵が得意で、美大を出た先生方がそれをできていないと言っている訳では決してありませんので、どうか誤解無き様にお願いします。)

例えば、母国語を話す事は、子どもの頃から何も考えずに上手に出来る事だと思うのですが、いざそれを人に教えるとなると、なかなか難しい事だと思います。でも、ある程度大人になってから外国語を勉強された方は、おそらくその言葉を他の人に体系立って教える事が出来るのではないかと思います。そこには感覚的にできるようになった事と、大人になってから理論的に勉強して身に付いた事、という差があると考えています。

同じ様な理屈で、絵を描くことについては、私自身まだ修行中の身ではありますし、母国語を操るほど自由自在というところまでには至っていませんが、感覚論ではなく、ある程度理論的に、体系立って分かりやすく教える事が出来るのではないかと思っています。

・・・前置きが長くなってしまいましたが、こちらの講座では
・モチーフを観察しその魅力を発見する
・デッサン力を高めて、描きたい絵を描けるようになる
・自分はどういう色が好きなのか、どういう絵が好きなのかを発見する
・いままでは気づかなかった、身の回りの色々なものの美しさを発見する
・日々の暮らしがちょっとキラキラと楽しくなる
ということを目標にしていきたいと考えています。
欲張りにもいろいろと挙げてしまいましたが・・絵をはじめることで皆さんの日々の生活がより楽しいものになっていったらいいなと思っています。
私自身、学びに来て下さる方々からも刺激をうけ、共に学び、成長していきたいと思っています。

宜しくお願い致します。

講師による参考作品

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*JEUGIAカルチャーセンターの講座の広報のためのブログのため、私が通った専門学校・美術学校の名前については割愛させていただきました。ご了承ください。